2025/11/18
【埼玉県三郷市】Y様邸 現場リポート:夏涼しく冬暖かい家の秘訣!小屋裏遮熱&断熱工事
埼玉県三郷市にて施工中のY様邸より、現場の様子をお届けします。
木工事が順調に進んでいるY様邸。 今回の工程は、家の「快適さ」を左右する非常に重要な「小屋裏(屋根裏)の遮熱・断熱工事」です。
まずは、こちらの写真をご覧ください。

屋根の裏側に貼られている白いシート、これは「タイベックシルバー」という透湿・防水・遮熱シートです。
ただのシートではありません。銀色の面があり、そこはアルミニウムの力で熱をはね返す、非常に高性能な遮熱材です。この工程が終わった後、さらにこの上から200ミリの厚さでウレタン吹付け断熱を施工していきます!
■ 徹底した「熱」対策の構造
Y様邸の屋根は、外からの熱気や冷気をシャットアウトするために、以下のような多層構造になっています。
- 太陽光(強烈な熱源)
- 屋根材
- ルーフィング(防水紙)
- 野地板合板
- タイベックシルバー(ここで熱を反射!)
- ウレタン吹付け断熱 200mm(ここで熱伝導をストップ!)
このように、外側からの熱を「反射」し、さらに分厚い断熱材で「遮断」するダブルの対策を行っています。
■ 住み心地はどう変わる?
この施工を行うことで、断熱性能が格段にアップします。
- 夏: 太陽の照りつけによる屋根裏の熱気が室内に伝わるのを防ぎ、涼しく。
- 冬: せっかく暖めた室内の空気が屋根から逃げるのを防ぎ、暖かく。
「夏涼しく、冬あたたかい」。 言葉にするとシンプルですが、これを実現するためには、見えなくなる部分のこうした丁寧な施工と、確かな材料選びが欠かせません。
引き続き、大工の手によって着々と工事が進んでいます。 次回のウレタン吹付け工事の様子も、またレポートしたいと思います!




















