2025/10/20
【イシンホーム三郷店】快適で電気代もお得な「最適な省エネ住宅」の3つのポイントとは?
2025年省エネ義務化 快適で電気代もお得な「最適な省エネ住宅」の3つのポイントとは?

厳しい猛暑が続くと、エアコンが手放せませんね。しかし、そうなると今度は「電気代」が心配のタネに…。「快適に暮らしたいけど、電気代は抑えたい!」そんなジレンマを解決してくれるのが「省エネ住宅」です。
さらに、2025年4月からは、新築や増改築の際に「省エネ基準」へ適合することが法律で義務化されます。
「義務化ってどういうこと?」「結局、どんな家が一番お得で快適なの?」
今回は、「最適な省エネ住宅」のポイントを分かりやすく要約してご紹介します!
2025年の「省エネ義務化」とは?
まず押さえておきたいのが、2025年4月から始まった「省エネ基準適合の義務化」です。
これは、新しく家を建てたり、増改築したりする際に、国が定めた省エネ基準(断熱性能など)をクリアしなければならない、というルールです。
この基準には「等級」があり、「等級4」以上をクリアすることが必須となります。
「高性能」ほどお得?知っておきたい最適なバランス
「じゃあ、義務化される等級4より、等級5、6、7と、性能を高めれば高めるほど電気代が安くなってお得なの?」
そう思いますよね。実際、等級4から5へ、5から6へと性能を上げれば、電気代の削減効果は高まります。
しかし、ここが重要なポイントです。
山田さんによると、ある一定のラインを超えると、性能アップにかかるコストに対して、電気代の削減効果(節約できる金額)はだんだん鈍くなっていくそうです。
つまり、やみくもに最高等級を目指すことが、必ずしも「最適」とは限らないのです。
例えば、雪が降らない温暖な地域で、豪雪地帯レベルの最高等級(等級7)を目指すのは、オーバースペックになってしまう可能性があります。
そこで松井産業が推奨する「最適なバランス」の目安が「等級5以上、等級6未満」の性能です。このあたりが、コストと省エネ効果のバランスが最も良いラインとのことでした。
プロが教える!「最適な省エネ住宅」3つの重要ポイント
では、具体的にどのような点に注目すれば「最適な省エネ住宅」を実現できるのでしょうか? 山田さんが教えてくれた3つの重要ポイントをまとめました。
ポイント1:太陽光発電(5kW以上、理想は10kW)
これまでの省エネは「使うエネルギーを減らす(断熱)」が中心でしたが、これからは「エネルギーを作る(創エネ)」も重要です。
目安は5kW~6kW。これだけあると、家の一次エネルギー消費量を100%以上削減(つまり、使う電気より作る電気の方が多い状態)することも可能になります。
理想は10kW。容量が大きければ、自家消費で電気代を賄うだけでなく、余った電気を売電したり、蓄電池と組み合わせて夜間の電気もカバーしたりできます。
ポイント2:断熱性「UA値」(0.5前後を目指す)
UA値とは、「家全体からどれだけ熱が逃げやすいか」を示す数値です。この数値が低いほど、断熱性能が高い(熱が逃げにくい)家になります。
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山田さん推奨の最適な目安(等級5~6の間)としては「UA値 0.5」前後をクリアしていることが望ましいとのことです。
ポイント3:気密性「C値」(0.5以下を目指す)
C値とは、「家にどれだけ隙間があるか」を示す数値です。この数値が低いほど、隙間が少なく高気密な家になります。
高気密住宅の一般的な基準は「C値 1.0以下」と言われています。
しかし、より断熱性能をしっかり活かし、快適な空間を作るためには「C値 0.5以下」が一つの理想的な基準となるとのことです。
まとめ
これからの家づくりには省エネ性能の理解が不可欠です。
大切なのは、単に高性能を目指すだけでなく、コストとのバランスが取れた「最適な家」を選ぶこと。
- 太陽光発電(5kW以上) 2. 断熱性(UA値 0.5前後) 3. 気密性(C値 0.5以下)
この3つのポイントを参考に、夏の猛暑も冬の寒さも快適に乗り越えられ、電気代も安心な「最適な省エネ住宅」をぜひ検討してみてください!