2025/10/17
【埼玉県吉川市】実証データ分析 年間経済効果30万円超 太陽光+蓄電池は大容量が正解な理由
埼玉県吉川市の太陽光11.2kW・蓄電池13.5kW をつけたお客様の実証データ分析 年間経済効果30万円超 太陽光+蓄電池は大容量が正解な理由

■「太陽光パネルや蓄電池本当に元は取れるの?」「どうせ導入するならどれくらいの容量がいいの?」
こうした疑問をお持ちの方に、本日は埼玉県吉川市で実際に太陽光・蓄電池を導入されたお客様の「生」のデータをご紹介します。
結論から申し上げますとこのお客様は年間で301,552円もの経済効果を達成されています。
そしてこの数字の裏には「大容量の太陽光パネル(11.2kW)」と「大容量の蓄電池(13.5kW)」という明確な理由がありました。
年間経済効果301,552円の内訳
この301,552円という数字が何で構成されているかを見てみましょう。
① 節約した電気代(累計節約額) 178,603円 これは太陽光で発電した電気や蓄電池に貯めた電気を自宅で使う(自家消費する)ことで、電力会社から「買わずに済んだ」電気代です。
② 売った電気代(年間売電額) 122,948円 これは、発電した電気が自家消費分を上回り、余った電力を電力会社に「売って得た」収入です。
経済効果=① 節約(自家消費)+②売電(収入)
このお客様は、「節約」と「売電」の両方で非常に高い効果を出していることがわかります。
■なぜ「大容量」だと得なのか?データが示す2つの理由
ではなぜこれほど高い「節約効果」と「売電収入」を両立できたのでしょうか。
●理由1 大容量蓄電池13.5kWhが節約効果を最大化
注目すべきは「電力消費の供給割合」の円グラフです。
ソーラー(太陽光から直接使用)27.6%
蓄電池(貯めた電気を使用)44.4%
系統(電力会社から購入)28.0%
驚くべきことにこのご家庭で使われる電気の約半分44.4%を蓄電池が供給しています。
もし蓄電池の容量が小さければ、夜間や天気の悪い日にはすぐに電気が尽きてしまい、高価な「系統(電力会社)」から電気を買わなければなりません。
13.5kWhという大容量だからこそ、昼間に発電した電気を大量に貯め込み、夜間の電力消費の大部分をカバーできます。これが、178,603円という高い「節約効果」を生み出した最大の要因です。
●理由2:大容量ソーラー(11.2kW)が「売電収入」を生み出す
次に、11.2kWという大容量のソーラーパネルです。
大容量パネルの役割は、
昼間の家庭の電力(27.6%)をまかなう
大容量の蓄電池(13.5kWh)を満タンに充電する
この2つの大きな役割を果たした上で、さらに電力が余ったのです。 その余った電力が、年間122,948円という「売電収入」になりました。
もしソーラーパネルの容量が小さければ(例えば5kW)蓄電池を充電するだけで精一杯になり、売電に回すほどの余裕は生まれなかったでしょう。
「大容量ソーラー」が「大容量蓄電池」をフルに活かし、それでも余るほどの発電力を持つこと。これが高い「節約」と「売電」を両立する鍵となります。
もし太陽光も蓄電池も無かったら?
このお客様がもし太陽光・蓄電池を導入していなかった場合、年間の電気代は248,114円になっていたと試算されています。
しかし、実際に電力会社から買った電気はわずか69,510円です。
導入しなかった場合:248,114円
導入した結果:69,510円
差額は178,603円。これは前述の「節約した電気代」とピッタリ一致します。 さらに売電収入(122,948円)も加わるため、経済的なメリットがいかに大きいかがわかります。
まとめ:節約も売電も最大化するなら「大容量」がカギ
今回分析した吉川市のお客様の事例は、太陽光・蓄電池の導入効果を最大化するヒントを明確に示しています。
大容量蓄電池(13.5kWh)が、夜間や悪天候時の購入電力を劇的に減らし、節約効果(自家消費)を最大化する。
大容量ソーラー(11.2kW)が、その大容量蓄電池を充電してもなお余りある電力を生み出し、売電収入を最大化する。
「大は小を兼ねる」と言いますが、太陽光と蓄電池のシステムにおいては、まさにその通りです。
ゼロセッチのようなリースもありますが、早く元をとるなら買ったほうが経済効果は高いです。ある意味投資ですがリスクが少なく確実にお客様のプラスになります。
初期費用は変わってきますが、長期的な経済効果を追求するならば、ご自宅の屋根に載せられる最大クラスのソーラーパネルと、それをしっかり受け止める大容量の蓄電池を組み合わせることが、最も賢い選択であるとデータが証明しています。