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Blogスタッフブログ

2026/09/17

【連載 第1回】「耐震等級3」は本当に必要なのか?近年の大地震から見る新築の基準

こんにちは!「おうちの情報館」です。 これからマイホームを建てる皆さまにとって、間取りやデザインと同じくらい、いや、それ以上に大切なのが「地震への備え」です。日本に住む以上、大地震のリスクは避けて通れません。

今回から3回にわたり、【失敗しない新築の地震対策と土地選びの極意】と題して連載をお届けします。第1回目のテーマは、住宅会社で必ず耳にする「耐震等級」の真実です。

建築基準法クリア=安全、ではない?

現在の建築基準法では「耐震等級1」が最低ラインとされています。これは「数百年に一度の地震でも倒壊しない」という基準ですが、結論から言うと、これからの新築において「耐震等級3」は必須と言っても過言ではありません。

熊本地震が浮き彫りにした「等級」による被害の差

なぜ「3」が必要なのでしょうか。その答えは、2016年に発生した熊本地震にあります。震度7の激震が立て続けに2回発生するという前例のないこの地震では、住宅の被害状況を分けたのがまさに「耐震等級」でした。

  • 耐震等級1(建築基準法レベル): 1回目の地震には耐えたものの、ダメージが蓄積し、2回目の本震で倒壊・大破してしまう住宅が複数発生しました。
  • 耐震等級2(等級1の1.25倍の強度): 倒壊は免れたものの、壁や柱に大きな損傷を受け、そのまま住み続けるには大規模な修繕が必要になったケースが見られました。
  • 耐震等級3(等級1の1.5倍の強度): 倒壊・全壊はゼロ。一部に軽微な被害はあったものの、その多くが「地震後もそのまま住み続けられる状態」を維持していたのです。

「命を守る」その先を考える

地震対策の目的は、建物の倒壊を防いで「命を守ること」が第一です。しかし、それだけでは足りません。 地震のあとに「生活を再建できるか(=その家に住み続けられるか)」が非常に重要です。もし家が半壊してしまえば、住宅ローンを払いながら修繕費用や仮住まいの家賃を負担する「二重ローン」の地獄が待っています。

初期費用が数十万円かかったとしても、最大の保険として「耐震等級3」を取得しておくことを強くおすすめします。

【次回予告】 どんなに頑丈な「耐震等級3」の家を建てても、家を支える〇〇が弱ければ意味がありません!第2回は**「『地盤』の重要性とハザードマップの正しい見方」**について解説します。お楽しみに!

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